投稿日時:2014-03-07 22:45
白ワイン
東西を問わず、お酒は人類とともにありました。中国の場合はわかりませんが、日本もヨーロッパもお酒は宗教的な意味わ持っていました。洗礼を受ける時、ワインを頭からかけるという風習がキリスト教では今でもあります。
この場合、ワインは赤ワインであり、白ワインというのはありません。だいたい、赤ワインは肉類を食べる時に一緒に飲み、白ワインは魚介類を食べる時に飲むものとされています。
ところが、ドイツで作られるワインのほとんどが白ワインです。ドイツ人が特に魚介類を好んで食べるということは、聞いたことがなく、むしろハムやソーセージがさかんに食べられている国というイメージが強いのです。これらの肉加工品はもっぱらビールと一緒に食べられるので、白ワインと一緒に食べるものではないのかもしれません。
これは未だワインというお酒が生活の一部に完全にはなっていない我々日本人の先入観なのかもしれません。ともあれ、禁酒のイスラム教以外の国では食事とお酒は強くむすびついています。