お酒の歴史と魅力についての記事を書いています

投稿日時:2014-03-14 20:47

日本酒

古くから日本は瑞穂国とも称されるほど米が大切にされてきた国です。日本のお酒の代名詞的な存在となっているのが、米から作られる日本酒です。米から作られるお酒は、米を作った百姓たちや酒職人の努力の結晶と言えるものです。

日本では、日本酒自体が神にささげる神聖なものとされるため、全国の神社境内では奉納された樽酒が見られます。神社にお酒を奉納するのは、神々から与えられた米の恵みに感謝を示し、そして翌年の豊作を祈願するためです。

神社では神々に供えるお酒を御神酒(おみき)と言って特に大切にします。また、樽酒は縁起物としても珍重されるため、お祝いのときの振る舞い酒としても利用されます。日本酒の魅力は、神聖さだけではなく、米由来の豊かな旨みでもあります。

特に魚料理とは絶妙によく合います。日本酒を製造するときに出る副産物の酒粕も上手に利用され、甘酒や粕漬けの材料となります。日本酒は美容にもよいということで、最近は女性にも人気があり、全国では多彩な種類の地酒が販売されています。

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